油分で肌荒れ・オイルフリー
オイルフリーとは?
オイル(油分)を含まない化粧品を指します。シェルシュールでは、オイル(油分)を下記の定義(自社基準)にしたがって表記しています。
「オイル(油分)は脂質(Lipid)のカテゴリーに含まれ、常温で液状のもの」
主としてトリグリセリドや炭化水素などを主成分とした植物油や、エステル油などが含まれます。
常温で液体の油溶性ビタミン類は、オイルとして定義しています。また、シア脂は常温では固形ですが、体温程度の温度で液状になりますのでオイルとして扱っています。
※化粧品公正取引協議会のHPではオイルフリーに関して「オイルとは、植物性油、動物性油及び鉱物油をいう。」と案内されています。
オイルフリー化粧品をおすすめする肌質
オイルフリー化粧品のメリット・デメリット
セラミドはオイルですか?
セラミドやコレステロール、脂肪酸、高級アルコールなど(常温で固形のもの)は脂質ではありますが、常温で液体ではないのでオイル(油分)として定義していません。
鉱物油はオイルですか?
石油由来の鉱物油はオイルに含まれますが、シェルシュールでは商品に使用していません。
オイルフリーとは、油脂フリーのことですか?
油脂とは、「グリセリン」と「脂肪酸」が結合してできる化合物です。油脂の中には常温で液体(オイル)のものと、固体のものがあります。 シェルシュールのオイルは「常温で液体の脂質」を指しますので、オイルフリーでも油脂フリーとは限りません。ただ、シェルシュールのオイルフリー商品には油脂も配合されていません。
脂漏性敏感肌のスキンケアのポイント
- ①油分を配合していない(または微量)の製品を選ぶ
- ②低刺激なもので成分のシンプルなものを選ぶ
- ③バリア機能を整え、しっかりと保湿できるケアを選ぶ
まずは油分を避けましょう
脂漏性敏感肌は夏の始めと、冬にトラブルが増えます。夏の始めは気温が上がり、皮脂分泌が盛んになって炎症を起こしやすくなります。 冬は皮脂量が減る時期なのですが、乾燥対策のために油分の多い化粧品を塗って炎症を起こしてしまうことがあります。
脂漏性敏感肌の原因はさまざまで、油分とは関係ない場合もありますが、念のため油分は避けた方が無難です。
おすすめの洗顔方法
皮脂は肌の上で長時間放置すると酸化して刺激の原因になります。皮脂の分泌が多い場合は、朝・晩の2回きちんと洗顔をするのがおすすめです。
≪ぬるま湯洗顔が良い場合≫ 皮脂がでない、もしくは少ない場合。 洗顔料を使って刺激を感じたり、肌荒れ・乾燥が酷くなったりする場合も無理に使う必要はありません。
≪洗顔料を使った方が良い場合≫ 皮脂が多く、べたつくなど不快感があるとき。 Tゾーンなど部分的に皮脂が多い場合は、その部分にのみ洗顔料を使うのもおすすめです。
≪注意すべき洗顔料≫ 油分の多いオイルクレンジングやクレンジングクリーム、 「しっとりタイプ」と謳っている洗顔料などにはご注意ください。油分を避けたい脂漏性敏感肌にはおすすめしません。
おすすめの保湿ケア
油分が合わないけど保湿をしないと乾燥して痒みや赤みが出てきてしまうときは、肌内部で水分を保つセラミド配合の化粧品がおすすめです。 オイルフリーでもしっかりと保湿することができます。
ヒト型セラミドも油溶性の成分ではありますが、角質層でお肌のバリアとして働く成分です。レチノール誘導体やビタミンB6も油溶性のものがありますが、脂漏性敏感肌の炎症の原因にはなりませんのでご安心ください。
おすすめアイテム
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